COLUMN

お役立ちコラム

2022.10.07

リードブレーン株式会社

テーマ:

これから事業再構築補助金を申請する方へ~有望な事業再構築に 共通する特徴とは?

9月15日に第6回公募の採択結果が公表され、その採択率は約50%と、これまでの公募回の中でも最も高い採択率となりました。そして9月末で第7回公募の申込みが締め切られ、10月3日に今年度最終公募回である第8回の公募が開始されました。応募締切日は令和5年1月13日を予定しています。

次回で第8回目を迎え、すでに申請、採択された事業者も多数いる中で、これから事業再構築補助金の活用を検討している方や残念ながら一度不採択となり再チャレンジを考えている方もいらっしゃると思います。今回はそんな方々に向けて同時期に公式ホームページで発表された過去数万件の事業計画書データをAIで分析した「事業再構築に向けた 事業計画書作成ガイドブック」を基に、事業再構築に向けた事業検討の考え方 をお伝えします!

<事業再構築で意識していただきたいこと>

①事業再構築の必要性確認

なぜ、事業再構築が必要なのか腹落ちして考えられる

①ありたい姿の言語化

新型コロナの影響を受けて、事業を行う環境が大きく変化する中、自社の「ありたい姿」を改めて見つめ直す必要がある

そして自社のありたい姿を見つめ直すとともに、ありたい姿と現状のギャップを埋めるために、事業再構築 ” が最適であるか、を検討

 

「ありたい姿」とは?

自社のありたい姿とは、「5 -10 年後に実現したい事業・経営や顧客への価値」を描く

 

②有望な事業テーマの選定

自社にとって有望な事業テーマの選定方法がわかる

1)市場/競合/顧客の調査

自社が置かれている事業環境を把握できているか?

→「今までの自社リソースをどう活かせるか 」を棚卸しする

 

2)自社の強み/弱みの分析

製品や技術、知財等自社の強み弱みを明確に定義できているか?

→事業環境の調査結果を SWOT分析の考え方で整理

3)事業テーマの幅出し/評価・選定

自社にとって有望な事業テーマ候補は何で、どのような観点で事業テーマを決めるのか?

→分析した「事業環境」「強み」の観点で評価して絞込み、事業再構築の事業テーマを選定

 

③事業計画の具体化

事業検討において具体的に考えるべき項目と詳細が分かる

1)事業再構築の方針決定

 ②の有望な事業テーマの選定を基に、ありたい姿と現状のギャップを埋めるアクションとなる“事業再構築”の方針を具体化

 

2)新製品/サービスと実現する強み

 自社の既存リソース(人材、顧客基盤)の活用、または不足する強みの新規構築(ビジネスマッチングの機会やデジタル技術の導入)のやり方を具体化

 

3)目標設定と投資対効果の検証

 売上増/コスト減に直結する活動に投資リソースを集中して、事業成果を高める

 

4)実行可能な計画の策定

 売上計画、資金調達計画、実行スケジュール、人員体制等目標達成への見通しを確かなものにする

 

“事業再構築”を自社で考えるには、「考えるハードルが高い」、「どうすれば良い事業計画を作れるのか分からない」という声をお聞きします。しかし、事業再構築に必要なことは、シンプルです。ポストコロナ・ウィズコロナ時代の環境変化を受けて「自社の強みを活かして、どのような新しい価値を生み出せるか」、日々の事業を通じて感じていることを見つめ直して言葉にすること です。言葉にした後で形にしていく過程では周りの専門家や認定支援機関のフォローを受けながら、申請に向けて準備を進めてみてはいかがでしょうか。

弊社は飲食業を中心に事業再構築補助金の申請サポートを実施しております。計画書の作成フォローから、採択後のアフターフォローまで一貫してご支援しております。少しでもご興味ありましたらお気軽にお問い合わせください!

 

 

ピックアップ