介護士におすすめの退職代行サービス7選|失敗・後悔しない選び方を解説

お悩み解決ガイド

GUIDE

2026.07.29

退職代行コラム

テーマ:

介護士におすすめの退職代行サービス7選|失敗・後悔しない選び方を解説

介護士におすすめの退職代行サービス7選|失敗・後悔しない選び方を解説

PR

本記事は広告・プロモーションを含みます。各サービスへのリンクにはアフィリエイトリンク(成果報酬型広告)が含まれており、媒体運営者および広告主の関与があります。掲載内容および掲載順は編集部独自の基準による比較・評価に基づくものですが、広告収益が発生する場合があります。

[免責事項]

当サイトは情報提供を目的としており、退職代行の受付・相談窓口ではございません。サービスの内容については、各公式サイトまたは各社のお問い合わせ窓口へ直接ご連絡ください。

「人手不足で辞めたいと言い出せない」「引き止められて辞めさせてもらえない」
そんな悩みから、退職代行の利用を考えている介護士は少なくありません。

一方で「退職代行 デメリット」「退職代行を使った人の末路」といった検索ワードも見られます。
そのため、失敗や後悔が怖くて踏み出せない人も多いです。

結論として、正社員など期間の定めのない雇用(無期雇用)の介護士は、会社の承諾がなくても退職の手続きを進められます
民法第627条第1項により、退職を申し入れてから2週間が経過することで退職が成立するためです。

一方、契約期間が決まっている契約社員・非常勤・パートヘルパー(有期雇用)の場合は扱いが異なります。
契約期間中は原則として契約を守る義務があり、途中で辞めるには「やむを得ない事由」が必要です(民法第628条・労働契約法第17条)。
ただし契約期間が1年を超える有期労働契約であれば、労働基準法附則第137条により、契約初日から1年を経過した後は申し出により退職できる場合があります。

大切なのは、自分の雇用形態を確認したうえでデメリットを正しく理解し、失敗しないサービスを選ぶことです。

本記事では、介護士におすすめの退職代行サービス7選を、順位を付けず特徴ごとに紹介します。
デメリットや後悔・トラブルの実態、体験談から見る使った人のその後、失敗しない選び方まで解説します。

介護士におすすめの退職代行サービス7選

介護士が安心して使える退職代行サービスを7つ紹介します。
順位付けはせず、運営形態や料金、特徴の違いで選べるように並べています。

交渉が必要かどうか、費用を抑えたいかなど、自分が重視するポイントで候補を絞りましょう。

おすすめ退職代行7選を一覧比較

まずは7社の運営形態・料金・特徴を一覧で確認しましょう。
料金はすべて2026年8月時点の情報で、雇用形態や組合費の有無により異なる場合があります。
最新の金額は各公式サイトでご確認ください。

■介護士におすすめの退職代行サービス7選

サービス名 退職代行jobs 退職代行オイトマ 退職代行辞めるんです 退職代行ニコイチ わたしNEXT 男の退職代行 退職代行ガーディアン
退職代行jobs 退職代行オイトマ 辞めるんです 退職代行ニコイチ わたしNEXT 男の退職代行 退職代行ガーディアン
運営形態 弁護士監修+労働組合 民間企業
(労働組合提携)
民間企業
(労働組合連携)
民間企業 労働組合 労働組合 労働組合法人
料金(税込) 24,000円〜
※クーポン適用
交渉希望時は別途組合費2,000円
24,000円 27,000円 27,000円 総額19,800円〜
※本体18,800円〜+組合費1,000円
総額19,800円〜
※本体18,800円〜+組合費1,000円
19,800円
特徴 弁護士監修で安心。現金後払いに対応 交渉可能で追加料金なし。即日・24時間対応 後払いに対応。初めての利用でも安心 運営実績が豊富。退職後のアフターフォローあり 女性専用。介護士の女性が相談しやすい 男性向け。同性スタッフに相談しやすい 労働組合法人が運営。一律料金で交渉も可能
公式サイト 公式サイト 公式サイト 公式サイト 公式サイト 公式サイト 公式サイト 公式サイト

※「即日対応」とは、依頼した当日に施設へ連絡を始められるという意味です。退職そのものが当日に成立するわけではなく、無期雇用の場合は申し入れから2週間の経過で成立します。出社せずに済むのは、その期間を有給消化や欠勤の申し入れで埋めた結果です。

退職代行jobs|弁護士監修+労働組合の安心サポート

退職代行jobs 紹介画像
引用:taisyokudaikou Jobs

退職代行jobsは弁護士監修で、労働組合とも連携。
手続きの適法性と交渉力の両面で安心感が高いサービスです。

弁護士が監修することで手続きの正当性が担保されています。
また、労働組合との連携によって有給や退職日の交渉にも対応できます。

現金後払いや返金保証といった制度もあります。
初めて退職代行を使う介護士でも利用しやすい点が魅力です。 

jobsのメリット
  • 弁護士監修で手続きの適法性が高い
  • 労働組合連携で交渉に対応
  • 現金後払い・返金保証などの制度がある

\ 退職代行jobsを詳しく知りたい方はこちら /

退職代行JobsにLINEで無料相談

退職代行オイトマ|労働組合と提携し交渉も可能

退職代行OITOMA
引用:taisyokudaikou OITOMA

退職代行オイトマは株式会社H4が運営し、労働組合「日本通信ユニオン」と提携することで有給消化や退職日などの交渉にも対応できるのが特徴です。
申込みや窓口対応は運営会社が行い、交渉が必要な場面では提携先の労働組合が団体交渉権にもとづいて対応します。
そのため、民間業者だけではできない交渉を違法にならずに進められます。

全国一律・追加料金なしの分かりやすい料金体系。
費用面の不安が少ないのも安心材料です。

即日対応や24時間の相談受付など、スピード面のサポートも手厚いため、最初に検討したい選択肢といえます。

オイトマのメリット
  • 労働組合との提携により有給・退職日の交渉が可能
  • 追加料金なしの一律料金で分かりやすい
  • 即日対応・24時間相談に対応

\ 退職代行オイトマを詳しく知りたい方はこちら /

退職代行オイトマの詳細はこちら

退職代行辞めるんです|後払い対応で初めてでも安心

辞めるんです
引用:taisyokudaikou yamerundesu

退職代行辞めるんですは顧問弁護士の指導のもとで運営されています。
退職が完了してから支払う後払い制度を採用

初めての利用でもリスクを抑えられるため、費用を先に払うのが不安な人に向いています。
運営元は民間企業ですが、労働組合と連携する体制をとっており、退職に関する交渉にも対応するとしています。

労働組合が直接運営するサービス(ガーディアンなど)とは体制が異なるため、有給消化や未払い給与の交渉を希望する場合は、どの組合が交渉を担当するのかを申込み前に確認しておくと安心です。

相談から依頼までLINEで完結できる手軽さもあります。

\ 退職代行辞めるんですを詳しく知りたい方はこちら /

退職代行辞めるんですの詳細はこちら

退職代行ニコイチ|実績豊富でアフターフォローも充実

退職代行ニコイチ
引用:taisyokudaikou nikoichi

退職代行ニコイチは長年の運営実績と高い退職成功率をうたう老舗。
実績を重視する人に安心感があります。

累計の利用者数や運営年数が長く、退職後のアフターフォロー期間が設けられているのも特徴です。
離職票や源泉徴収票が届かないといった場合に、書類を送ってほしいという本人の希望を施設へ伝えてもらえます。
※フォローを受けられる期間は決まっているため、申込み前に公式サイトで対応期間を確認しておきましょう。

ただし民間企業の運営のため、会社との交渉はできません。
書類の交付を施設に請求・督促することもできず、「退職の意思や本人の希望を伝える」までが対応範囲である点は、申込み前に理解しておきましょう。

\ 退職代行ニコイチを詳しく知りたい方はこちら /

退職代行ニコイチの詳細はこちら

わたしNEXT|女性の介護士の退職に強い

わたしNEXT
引用:watashi next

わたしNEXTは女性専用の退職代行です。
そのため女性が多い介護現場の退職事情に理解があり相談しやすいのが特徴です。

労働組合が運営しているため、有給消化や退職日などの交渉にも対応できます。
料金は雇用形態によって変わり、アルバイト・パート(社会保険未加入)は18,800円+組合費1,000円の総額19,800円、正社員・契約社員・派遣社員などは21,800円+組合費1,000円の総額22,800円です(いずれも税込)。
この組合費以外に追加料金はかかりません。(2026年8月時点・公式サイトより)

女性スタッフに相談したい介護士に向いたサービスです。

\ わたしNEXTを詳しく知りたい方はこちら /

わたしNEXTの詳細はこちら

男の退職代行|男性介護士が相談しやすい

男の退職代行
引用:otokonotaisyokudaikou

男の退職代行は男性向けに特化した退職代行です。
そのため同性のスタッフに相談しやすいのが特徴です。

わたしNEXTと同じ労働組合が運営。
団体交渉権に基づいて有給や退職日の交渉にも対応できます。

料金は雇用形態によって変わり、アルバイト・パート(社会保険未加入)は18,800円+組合費1,000円の総額19,800円、正社員・契約社員・派遣社員などは21,800円+組合費1,000円の総額22,800円です(いずれも税込)。
この組合費以外に追加料金はかかりません。(2026年8月時点・公式サイトより)

男性の介護士で、女性スタッフには相談しづらいと感じる人に向いています。

\ 男の退職代行を詳しく知りたい方はこちら /

男の退職代行の詳細はこちら

退職代行ガーディアン|労働組合法人の安心感

退職代行ガーディアン
引用:taisyokudaikou guardian

退職代行ガーディアンは労働組合法人が運営しています。
交渉が可能でありながら一律料金で分かりやすく、堅実に辞めたい人に向いています。

合同労働組合が運営しているため、団体交渉権に基づいて会社と交渉できます。

料金は雇用形態を問わず一律19,800円(税込)で、追加費用はかかりません。
労働組合法上の要件を満たす組合として東京都労働委員会の資格審査を経ている点も、運営体制を確認しやすい材料です。
派手さはありませんが、確実性を重視する介護士にとって心強い選択肢です。

※資格審査は組織が労働組合法の要件を満たすかを確認する手続きで、行政がサービスを推薦・保証するものではありません。

\ 退職代行ガーディアンを詳しく知りたい方はこちら /

退職代行ガーディアンの詳細はこちら

7社の料金・対応範囲を徹底比較

最後に、7社の料金・運営形態・交渉可否・後払い・対応時間を横並びで比較します。
交渉が必要かどうかで、選ぶべき運営形態が変わる点に注目してください。

■介護士におすすめの退職代行サービス比較(2026年8月時点)

サービス名 運営形態 料金(税込) 交渉 後払い 対応時間 公式サイト
退職代行jobs 弁護士監修+労働組合 24,000円〜(税込)※クーポン適用価格
(交渉希望時は別途組合費2,000円)
可能 24時間
退職代行オイトマ 民間企業
(労働組合提携)
24,000円 可能
※提携組合が対応
24時間
退職代行辞めるんです 民間企業
(労働組合連携)
27,000円 可能
※提携組合が対応
24時間
退職代行ニコイチ 民間企業 27,000円 不可 × 24時間
わたしNEXT 労働組合 総額19,800円~22,800円
(本体18,800円~21,800円+組合費1,000円)
可能 24時間
男の退職代行 労働組合 総額19,800円~22,800円
(本体18,800円~21,800円+組合費1,000円)
可能 24時間
退職代行ガーディアン 労働組合法人 19,800円 可能 × 24時間

後払いの△は条件付き対応を示します。
※「民間企業(労働組合提携・連携)」は、運営会社が窓口となり、交渉が必要な場面では提携先の労働組合が団体交渉として対応する形態です。運営会社である民間企業自体が施設と交渉するわけではありません(弁護士資格を持たない民間業者が報酬を得て交渉を代行することは、弁護士法第72条で禁止されています)。

介護士に退職代行がおすすめな理由と利用すべきケース

退職代行はすべての人に必須のサービスではありません。
しかし、介護の職場には利用が向いている状況が多くあります。

どんな介護士に退職代行がおすすめなのか、具体的なケースと理由を整理します。
自分が当てはまるかどうかを確認してみてください。

介護士が退職代行を利用すべき5つのケース

次のいずれかに当てはまる介護士は、退職代行の利用を検討する価値があります。

退職代行の利用が向いているケース
  • 施設長や先輩の引き止めが強く、退職を認めてもらえない
  • 怖くて自分から退職を言い出せない
  • 夜勤過多などで心身が限界で、これ以上出勤したくない
  • 人間関係が悪く、直接やり取りしたくない
  • できるだけ早く、即日で辞めたい

これらはいずれも自力での退職が難しく、第三者が間に入ることで解決しやすい典型的なケースです。
介護現場は閉鎖的で人間関係が密なため、退職を切り出しにくいことも背景にあります。

人員不足などの理由で引き止められることも多いでしょう。
自身の心身を追い込んでしまいそうになったら、退職代行を検討しましょう。

介護士が退職代行を使うのは「甘え」ではない

退職代行の利用は労働者の正当な権利の行使であり、決して「甘え」ではありません。
退職の自由は法律で保障されています。

人手不足は個人の責任ではなく施設側が解決すべき課題です。
罪悪感から我慢を続けて心身を壊してしまうほうが、はるかに大きなリスクです。

「使わない方がいい」「なぜだめなのか」と迷う人もいます。
退職代行は自分を守るための正当な選択肢として捉えて問題ありません。

退職代行なら顔を合わせず、実質的に出社ゼロで辞められる

退職代行を使えば、施設長や同僚と直接顔を合わせる必要はありません

依頼した当日から出社せずに退職手続きを進められます。
退職の意思を業者が代わりに伝えるため、本人が職場と会話する必要がありません。

有給休暇が残っていれば即日から消化に入り、実質的な出社ゼロが可能です。
私物の返送や貸与品の返却も郵送で完結できます。

ただし「即日退職」は法律に定められた制度ではありません。
無期雇用の場合、退職が成立するのは申し入れから2週間後です。その2週間を残っている有給休暇や欠勤の申し入れで埋めることで、結果として出社しない状態をつくる仕組みです。
有給の残日数が足りず、施設側も欠勤を認めない場合は、無断欠勤として扱われる可能性があります。有給が何日残っているかを事前に確認しておきましょう。

ただし、これは正社員などの無期雇用を前提とした説明です。
契約期間が定められている有期雇用の介護士は、条件を満たさないと契約途中で一方的に辞めることはできません。
自分がどちらに当てはまるかを、雇用契約書で確認しておきましょう。

雇用形態による退職ルールの違い
  • 無期雇用(正社員・期間の定めのない常勤など)→ 民法第627条第1項により、申し入れから2週間で退職が成立する。会社の同意は不要
  • 有期雇用(契約社員・非常勤・パートヘルパーなど)→ 契約期間中は原則として途中退職できない(民法第628条・労働契約法第17条)。心身の不調、家族の介護、ハラスメント、過重労働などの「やむを得ない事由」があれば途中退職が認められる
  • 契約期間が1年を超える有期労働契約なら、契約初日から1年経過後は申し出により退職できる場合がある(労働基準法附則第137条)

※賃金が完全月給制など「期間によって報酬を定めた」形になっている場合は、民法第627条第2項が適用され、退職を申し入れる時期の扱いが変わることがあります。欠勤控除のある日給月給制が多い介護現場では第1項(2週間)の適用が一般的ですが、就業規則や賃金規定もあわせて確認しておくと安心です。
※市区町村や広域連合が運営する公立施設などに勤める公務員の介護職は、民法や労働基準法ではなく地方公務員法にもとづく手続き(任命権者への辞職申出と承認)が優先されます。民間と同じ考え方で出社をやめると懲戒処分の対象になるおそれがあるため、所属の人事担当や専門家に確認してください。

有期雇用で「やむを得ない事由」に当たるか判断が難しい場合は、労働組合型か弁護士型に相談するのが安全です。
自己判断で無断欠勤に踏み切ると、契約違反として損害賠償を求められるリスクがあります(民法第628条)。

介護士が退職代行で失敗・後悔しないための選び方

「退職代行 デメリット」「退職代行を使った人の末路」といった言葉を見て、利用をためらう介護士は少なくありません。
ネット上の恐怖情報の実態を整理しました。

そのうえで、デメリットと回避策、失敗しないサービスの選び方を解説します。

「退職代行の恐ろしさ・末路」は本当か|リスクの実態

「恐ろしさ」「末路」として語られる話の多くは誇張された不安です。
適切な業者を選べば大半のトラブルは避けられます。

退職代行の利用そのものは合法で、退職の自由に基づいた正当な手段です。
「末路」として紹介される事例の多くは、交渉権のない民間業者が交渉してしまったケース
もしくは、書類不備などです。

これらは事前しっかり業者を選べば回避できる問題です。

損害賠償や懲戒解雇が実際に認められるケースは極めてまれで、過度に恐れる必要はありません。
ただし、有期雇用で正当な理由なく契約途中に無断欠勤した場合など、例外的にリスクが生じる場面もあります。

退職代行のデメリットと「使わない方がいい」と言われる理由

退職代行には、費用がかかる・円満退職にはなりにくい・介護業界内で噂になる可能性があるといったデメリットがあります。

特に介護は地域内で事業所同士のつながりが強いことがあります。
退職代行の利用が噂として広がり、再就職時に気まずさを感じる可能性はゼロではありません

ただし、これらは業者選びと事前準備で影響を抑えられます。
デメリットを正しく理解したうえで判断しましょう。

退職代行のデメリットと対処法
  • 費用が2万円から3万円程度かかる → 心身の負担軽減と時間短縮の対価と考える
  • 円満退職にはなりにくい → 法的には問題なく辞められる
  • 業界内で噂になる可能性がある → 引き継ぎ資料の用意など最低限の配慮をする

失敗・トラブル事例と回避するためのチェックポイント

退職代行の失敗の多くは、交渉権のない業者や実績のない業者を選んでしまうことが原因で、事前の確認で防げます。

民間業者が会社と交渉を行うと、非弁行為として違法になります。
すると、手続きが途中で止まってしまうリスクがあります。

失敗を避けるには、次のポイントを確認してから依頼しましょう。 

失敗を避けるチェックポイント
  • 有給消化や未払い給与の交渉が必要なら労働組合型か弁護士型を選ぶ
  • 運営元(民間・労働組合・弁護士)を必ず確認する
  • 実績や口コミ、返金保証の有無をチェックする
  • 料金体系が明確で追加料金がないかを確認する

運営形態(民間・労働組合・弁護士)と料金で選ぶ

退職代行は運営形態によって対応できる範囲が異なります。
自分に必要なサービスに合わせて選ぶことが大切です。

交渉が不要なら民間型、有給や未払い給与の交渉が必要なら労働組合型、訴訟対応まで求めるなら弁護士型が適しています。
費用面に不安がある場合は、追加料金の有無や返金保証、後払い対応もあわせて確認すると失敗しにくくなります。

注意したいのは、労働組合型にも対応できる範囲に限界がある点です。
労働組合が行えるのは労働組合法に基づく団体交渉であり、退職日の調整や有給消化、未払い給与の請求といった労働条件に関する交渉に限られます。
会社から損害賠償を請求された場合の示談交渉や、裁判に発展したときの対応ができるのは弁護士だけです。

弁護士資格を持たない事業者がこれらの法律事務を代理すると、弁護士法第72条が禁じる非弁行為に当たる可能性があります。
金銭トラブルや訴訟のリスクが見込まれる場合は、はじめから弁護士型を選ぶと安心です。

■運営形態ごとの対応範囲と料金の目安

運営形態 対応できる範囲 料金の目安
民間企業 退職の意思を伝えるまで(交渉不可) 2万円前後
労働組合 有給・未払い給与など労働条件に関する団体交渉が可能(損害賠償の示談・訴訟対応は不可) 2万円台~3万円前後
弁護士 交渉に加え、損害賠償請求や訴訟にも対応 5万円前後~


労働組合が運営する退職代行おすすめ7選|違法性・弁護士との違いも解説

関連記事
労働組合が運営する退職代行おすすめ7選|違法性・弁護士との違いも解説

介護士が退職代行を使った体験談と使った人のその後

「実際に退職代行を使った人はどうだったのか」を知りたいですよね。
一般的に語られる利用の様子と、使われた側の受け止め、退職後のその後について整理します。

退職代行を使った介護士の体験談

介護士の退職代行では、夜勤過多や強い引き止めの中でLINEから相談する方が多いようです。
相談した翌営業日には業者から会社へ連絡。
そのまま出社せずに退職できたというケースが一般的です。

相談のあとは、即日から有給消化に入れたという体験談もありました。
直接顔を合わせずに辞められたことで、精神的に解放されたと感じる人が多いのも特徴です。


【体験談】退職代行を使った20代男性に独自インタビュー|料金・有給消化・2週間の全記録と正直な後悔

関連記事
【体験談】退職代行を使った20代男性に独自インタビュー|料金・有給消化・2週間の全記録と正直な後悔

「使われた側」はどう感じる?現場の受け止め

退職代行を使われた側が驚いたり戸惑ったりすることはあっても、退職そのものを拒むことはできません。
通常の辞め方であれば、退職者に実害が及ぶことはほとんどありません。

無期雇用であれば、申し入れから2週間が経過することで法律上、退職が成立するためです。
一時的に気まずさが生じることはあっても、退職後は関わりがなくなります。

ただし、リスクが完全にゼロというわけではありません。
貸与品や制服を返さない、有期雇用で正当な理由なく契約途中に離脱するといったケースでは、施設側から返還請求や損害賠償を持ち出されることがあります。
引き継ぎ資料の用意や貸与品の返却など、最低限の対応を済ませておくと安心です。

直接対峙するストレスを避けられるメリットのほうが大きいといえます。

退職代行を使った人のその後・再就職への影響

退職代行を使ったことが、次の転職の合否に直接影響することは基本的にありません。

多くの人が短期間で再就職しています。
退職の方法は履歴書に記載されず、通常退職として扱われます。

応募先に自動で伝わることはありません

介護業界は人手不足で求人が豊富なため、再就職先を見つけやすい環境です。
ただし、同じ地域の系列施設などへ移る場合は、噂に配慮して転職先を選ぶと安心です。

介護士が退職代行を使うメリット・デメリット

退職代行には多くのメリットがある一方で、費用などのデメリットもあります。
納得して利用を判断できるよう、メリットとデメリットを公平に整理しましょう。

最大級の不安である損害賠償についても解説します。

退職代行を使うメリット

退職代行の最大のメリットは、上司と直接交渉せず、精神的な負担を抑えたまま、法的な手順を踏んでスムーズに退職手続きを進められることです。
引き止めや叱責を受けずに退職でき、有給消化や退職日の交渉も労働組合型や弁護士型なら任せられます。

ただし、退職できる時期や条件は雇用形態や契約内容によって変わります。
すべてのケースで即日退職が保証されるわけではない点は理解しておきましょう。

退職代行を使うメリット
  • 施設長や同僚と顔を合わせずに辞められる
  • 有給が残っていれば、即日から出社せずに手続きを進められる(無期雇用の場合)
  • 有給消化や退職日の交渉を任せられる(労組・弁護士型)
  • 手続きの手間とストレスを大幅に減らせる

退職代行を使うデメリットと対処法

退職代行には費用がかかり、職場に良い印象を残しにくいというデメリットがあります。

しかし、業者選びと事前準備で影響は最小限にできます。
数万円の費用は発生しますが、心身の健康を守り、時間を短縮できる対価と考えられます。

退職代行のデメリットと対処法
  • 費用がかかる → 心身の負担軽減と時間短縮の対価と考える
  • 円満退職にはなりにくい → 法的には問題なく辞められる
  • 私物・貸与品のやり取りが必要 → 事前に整理しておけばトラブルを防げる

損害賠償・懲戒解雇を請求される可能性はあるか

退職代行の利用自体を理由に、損害賠償や懲戒解雇が認められることはほとんどありません。

退職の自由は法律で保障された権利です。
辞めること自体は損害賠償の対象にならないからです。

損害賠償が認められるのは、無断欠勤で実際に大きな損害が生じた場合。
または、退職の方法が社会通念上著しく不相当だった場合など、極めて限定的なケースに限られます。

会社が「損害賠償する」と口にしても、実際に請求が認められる例はまれです。
過度に恐れる必要はありませんが、リスクがゼロというわけではありません。

特に注意したいのが、有期雇用でシフトに入っている介護士のケースです。
「やむを得ない事由」がないまま契約期間中に無断で出社をやめた結果、人員基準を満たせず事業所がサービスを休止するなど実害が生じた場合は、民法第628条に基づき損害賠償を求められる可能性があります。

リスクを避けるには、雇用形態を確認し、引き継ぎ資料を用意したうえで、交渉できる労働組合型か弁護士型を通じて正式に退職の意思を伝えることが大切です。
すでに会社とトラブルになっている場合や、賠償を持ち出されている場合は、弁護士に相談しましょう。

介護士が退職代行を使う流れと辞めた後の転職

実際に退職代行を使うときの流れと、退職後にスムーズに動くための準備を確認しておきましょう。
辞めた後の転職先の選択肢まで把握しておけば、安心して次の一歩を踏み出せます。

LINEで完結する退職代行利用の流れ

退職代行の利用は、相談から退職完了までLINEを中心に完結するのが一般的です。
多くのサービスが24時間LINE相談に対応しており、依頼後は業者が会社への連絡を代行します。

一般的な流れは以下のとおりです。 

退職代行利用の一般的な流れ
  • LINEや電話で無料相談する
  • 申込み・料金の支払いをする
  • 退職日や有給消化などの希望を打ち合わせる
  • 業者が会社へ退職の意思を連絡する
  • 私物・貸与品を郵送でやり取りし、退職が完了する

退職後スムーズに動くための準備(離職票など)

離職票などの必要書類の受け取りと、転職や失業給付の手続きを早めに整えることで、退職後の生活が安定します。
離職票・雇用保険被保険者証・源泉徴収票は、転職や失業給付の手続きに必要な書類です。

労働組合型や弁護士型なら、これらの書類の受け取り交渉も任せられます

私物の回収や貸与品の返却も、依頼前に整理しておくとスムーズです。

介護士を辞めた後の転職先・キャリアの選択肢

介護士を辞めた後は、別の施設や業態の介護、相談員やケアマネジャー、異業種の事務・接客など、幅広い選択肢があります。
介護労働安定センターの調査によると、介護職員の離職率は近年低下傾向にあります。

しかし、人手不足を背景に求人は豊富です。
介護職以外にも、資格や現場経験を活かせる仕事は多く、対人スキルは異業種でも高く評価されます。

介護士経験を活かせる主な転職先
  • 別の施設・業態の介護職(特養・デイ・訪問など)
  • 生活相談員・ケアマネジャーなどの関連職
  • 医療・福祉系の事務職
  • 異業種(一般事務・接客・サービス業など)

他の退職代行サービスも含めて比較したい方は、こちらの記事をご覧ください。


退職代行おすすめ12選を徹底比較|失敗しない選び方や料金・即日対応まで解説

関連記事
退職代行おすすめ12選を徹底比較|失敗しない選び方や料金・即日対応まで解説

介護士の退職代行に関するよくある質問

最後に、介護士の退職代行に関してよくある質問をまとめました。

Q.退職代行を使う人の特徴は?
A.引き止めが強い職場、心身が限界、自分から言い出せない性格など、自力での退職が難しい状況の人が使う傾向にあります。 介護は人手不足で引き止められやすく、責任感から我慢しがちなため、退職代行の利用が有効なケースが多くあります。
Q.退職代行モームリが違法・ダメと言われるのはなぜ?
A.退職代行そのものは違法ではなく、「民間業者が会社と交渉すると非弁行為になる」という一般論が、特定のサービス名と結びついて語られているだけです。 運営形態を確認し、交渉が必要な場合は労働組合型や弁護士型を選べば、違法リスクを避けて安全に利用できます。
Q.介護士でも即日で辞められる?
A.正社員など無期雇用の場合は、有給休暇が残っていれば依頼した当日から出社せずに退職できるケースが多くあります。 民法第627条第1項により申し入れから2週間で退職が成立し、その期間に有給を充てることで実質的な即日退職が可能です。 一方、契約社員・非常勤・パートヘルパーなどの有期雇用は、契約期間中の途中退職に「やむを得ない事由」が必要です(民法第628条・労働契約法第17条)。 ただし契約期間が1年を超える有期労働契約であれば、労働基準法附則第137条により、契約初日から1年を経過した後は申し出により退職できる場合があります。 なお、有給の残日数が2週間分に満たない場合は、その分について施設と欠勤の相談が必要になるため、必ずしも一切出社しないで済むとは限りません。
Q.有給消化や未払い給与の交渉はできる?
A.有給消化や未払い給与の交渉は、労働組合型または弁護士型の退職代行であれば対応可能です。 民間企業が運営するサービスは退職の意思を伝えるまでが対応範囲で、交渉はできないため、交渉が必要な場合は運営形態を確認して選びましょう。
Q.退職代行の費用の相場はどのくらい?
A.民間企業型で2万円前後、労働組合型で2万円台から3万円前後、弁護士型で5万円前後からが目安です。 追加料金の有無や返金保証、後払いの可否もあわせて確認すると、費用面で失敗しにくくなります。
Q.退職代行を使うと介護の再就職に不利になる?
A.退職代行の利用が次の転職の合否に直接影響することは基本的になく、退職の方法が応募先に自動で伝わることもありません。 介護は求人が豊富で再就職しやすい環境ですが、同じ地域の系列施設へ移る場合は噂に配慮して選ぶと安心です。

参考出典

本記事の退職に関する法的根拠(民法・労働基準法・労働契約法)、運営タイプごとに交渉できる範囲、損害賠償や懲戒解雇のリスク、退職後の手続きに関する記述は、以下の公的機関・法令・専門団体の公開情報を参考にしています。
法令や制度は改正されることがあるため、最新の情報は各公式サイトでご確認ください。
各サービスの料金・対応範囲・保証内容は、本文中のリンク先(各社公式サイト)の公表情報にもとづき、2026年8月時点で確認したものです。

法令(e-Gov法令検索)

公的機関

弁護士会・労働団体

ピックアップ

テーマ

CONTACT

お問い合わせ

「ひと・お金・未来」のお悩み解決は、
無料相談から。