COLUMN
お役立ちコラム
2025.08.15
リードブレーン株式会社
テーマ:
信用保証協会って何?ゼロからわかる信用保証協会の仕組み
そのお悩み、信用保証協会が解決するかも?
「銀行に融資を相談したら『保証協会さん付きなら…』と言われたけど、それって何?」
「創業したばかりで実績がないから、融資なんて無理だろうな…」
「担保になる不動産も、保証人になってくれる人もいない…」
そんな時に頼りになるのが信用保証協会です。
信用保証協会とは?
信用保証協会とは、中小企業・小規模事業者の資金調達をサポートする目的で設立された公的機関です。
通常、銀行は「この会社にお金を貸して、本当に返してくれるだろうか?」という点を厳しく審査します。特に、創業したばかりの会社や、まだ実績が少ない会社に対しては、銀行も慎重になります。
そこで登場するのが信用保証協会です。
保証がついた借入では、万が一事業者が返済できなくなった場合に、信用保証協会が借入金を弁済してくれるため、銀行も安心して融資を行うことができるのです。
信用保証協会は事業者のための「公的な保証人」といえるでしょう。
信用保証協会の仕組みと関係
信用保証制度は、基本的に中小企業・小規模事業者、金融機関、信用保証協会の三者が当事者となります。
事業者が返済できなくなった場合に、信用保証協会が事業者に代わって金融機関に弁済(代位弁済)し、その後事業者は信用保証協会に弁済します。
利用するメリットと注意点
メリット
・融資のハードルが下がる:創業時や実績があまりない事業者でも、信用保証制度を利用することで、融資を受けられる可能性が大きく高まります。
・融資枠の拡大:金融機関によるプロパー融資と信用保証協会の保証付融資を併用することで、融資枠の拡大を図ることができます。
・担保や代表者以外の保証人がなくてOK:原則として法人の代表者以外の連帯保証人を立てる必要がありません。
注意点
・信用保証料がかかる:保証人になってもらうための手数料として、借入額に応じた「信用保証料」を支払う必要があります。
・審査に時間がかかる:保証付融資を受ける場合には、銀行だけでなく信用保証協会の審査も入るため、プロパー融資と比べて融資実行までの時間が長くなる傾向があります。
まとめ
信用保証協会は、事業の実績がまだ少ない段階でも融資の道を拓いてくれる、中小企業や個人事業主にとって非常に心強い味方です。ただしご紹介したように、保証料がかかるなど利用には注意点もあるため、仕組みを正しく理解し、賢く活用していくことが大切です。
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