COLUMN
お役立ちコラム
2024.01.25
リードブレーングループ
テーマ:
税理士・公認会計士 山本晃佑氏をご紹介
今回は、 Admotto会計事務所 代表の山本晃佑氏にインタビューをしました。
経歴
1994年大阪府柏原市生まれ。関西大学卒業後、EY新日本有限責任監査法人で東証一部上場企業の会計監査・内部統制監査、IPO監査等に従事。その後、大手M&A仲介会社を経て、2022年に東京都渋谷区で税理士登録後、Admotto会計事務所を開業。
担当業務
税務顧問のほか、IPO支援、M&Aサポート、バックオフィス支援サービスなどを提供している。
◇会計士になろうとおもったきっかけは?◇
僕が、漠然と将来のことを考えたのは、高校生のときです。どこかで、年収ランキングを見たとき、公認会計士が上位にあって…(笑)沢山お金を稼げる公認会計士ってかっこいいなって思ったんです。その時は、漠然とあこがれているだけでした。そして、大学に進学後、これからの生き方を真剣に考え始めたタイミングがあって、まず一番に、自由な生き方がしたいと思ったんです。そのためには、専門性を身につけることが必要で、資格取得をして、自分の市場価値を高めて、どこでも活躍できる人材なるべきだと考えました。その時、年収ランキングで公認会計士が上位にあったことも思い出し、まずは、日商簿記検定2級を受験し、無事に合格しました。このときの勉強が楽しかったことから、会計は自分に向いていると気づいたんです。そして、会計士試験に挑戦することにしました。
◇1日10時間の勉強の末の会計試験の結果は… ◇
“会計士になる”という選択肢を見つけましたが、その勉強時間は一日10時間以上…そりゃ、めちゃくちゃ大変でした。大学生活にはたくさんの誘惑がありますからね…(笑)飲み会に、バイトに、サークル活動…友人との遊びの予定はほとんどキャンセルしなければいけなかったです。でも、くじけそうになったときは、「今までの勉強を無駄にするわけにはいかない!」と自分を奮い立たせました。努力の甲斐があって、大学4年生で短答式試験に無事合格。残念ながら論文式試験の合格は叶いませんでした。しかし、会計試験合格を目指しながら働けるEY新日本有限責任監査法人の内定を獲得し、入社後は、背水の陣で論文式試験に臨み、無事会計士になることができました。
◇独立のきっかっけは?◇
大手の監査法人の仕事は、もちろん大きな会社の監査をするわけですから、とても充実していました。でも、「もっとこうしたい!ああしたい!」が挑戦しづらい環境だと思います。監査法人では全てできないんです…監査が仕事ですから。例えばフローの改善とかはできないんですよ…多分、続けていたら、安定とした生活は遅れていたと思うんですけど、将来の自分の像がなかなか想像できませんでした。「お客様にとって、より良いことがしたい!」 「深く経営にかかわりたい!」と思って起業を決意しました。あとは、20代のうちに起業することで、ブランディングになるのではないかと思いました。20代ならではの「フッ軽」を信条に日々邁進しています!(笑)
◇独立してみて…◇
いやぁ、大変ですね!(笑) おかげさまで、連携士業の方々の協力もあり、新規開拓は上手くいきました。ですが、“お客さまのために”と思うとどうしても業務量が多くなってしまいます。会計事務所で働いていた時より、正直、遥かに価格と業務量があっていません(笑)しかも、並行して、営業もしないといけないですし…お昼ごはんを食べられない時もよくあるくらいハードです…。でも、なによりもお客様の感謝されますし、独立して本当によかったです。
◇今後の目標◇
EY時代の仲間を誘って、4月にAdmotto会計事務所を法人化する予定です。なかなか一人では対応できなかった業務も、対応できるようになりますし、今よりも数多くのお客様に関わっていきたいです。それから、顧問先様や提携士業の方はもちろん、今よりももっと一緒に頑張ってくれている仲間や従業員を大切にしていきたいです!
◇どんなふうに育ったのか◇
大阪府内で屈指のぶどうの産地である、大阪柏原市で生まれ、なんでもやりたいことは応援してくれる、父・母のもとで育ちました。(会計士になるための予備校代は高額ですが、快く応援してくれました。)
◇趣味◇
サウナ/お散歩(渋谷~代官山を考え事しながらお散歩します。)/飲みに行くこと/野球 高校生の時は、野球部で副キャプテンを務めチームをまとめました!
◇人生で一番うれしかったこと/大変だったこと◇
会計士試験に合格したこと。合格が分かったときは、号泣しました…
◇自分をoo会計士と例えるなら◇
「会計士らしくない会計士」
会計士は、すごくまじめな印象が強いですが、いい意味で緩やかな部分があるので、ご相談してもらいやすみたいです。