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2019.11.14

リードブレーン社会保険労務士法人

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【コラム】ニュース③

ニュース③

警備会社で労組が発足 企業発展に積極参与

警備業の㈱キステムの従業員らは、新たに「キステム労働組合」を立ち上げました。警備業での労組結成は珍しいといいます。

結成時点で、参加資格のある社員、準社員、契約社員等1135人のうち、421人が加入しました(賛同648人)。

執行部は、労組活動の「一丁目一番地」として「労使協議を通じて、警備員に対する諸手当の改善を図る」と同時に「カウンターパートナー(対等の立場の存在)として、会社の発展に貢献していく」という立場を表明しました。

同席した代表取締役社長も、労組がもたらす新しい価値観に期待するとともに、「他社も注目している。労使協議を成功に導きたい」とコメントしています。

「ワーケーション」で協議会 和歌山・長野県が音頭取り

和歌山県と長野県は、「ワーケーション」推進に向けた協議会設立に向けた趣意書に署名しました。現時点で賛同自治体は40で、年内の設立を予定しています。

ワーケーションとはワーク(仕事)とバケーション(休暇)を合わせた造語で、平日に訪れた出張先でそのまま休日を過ごす、旅行先でテレワークを行い長期休暇の実現を目指す等の新しい働き方を指します。

署名が行われたイベント会場には、関係自治体のほか、導入を検討する企業の担当者等も顔をそろえました。ワーケーション普及のためには、旅行先でのインフラ整備(シェアオフィスの開発等)や企業内の就業規則(テレワーク規程等)見直し等の取組が求められます。


ワーケーションは、労働者のプライベートの確保・充実やリフレッシュといったメリットがあります。周りに迷惑をかかる等の理由で、なかなか有給が取れない方はワーケーションを利用するのもいいと思います。

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