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2019.11.08

リードブレーン社会保険労務士事務所

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【コラム】職場でありがちなトラブル事例

職場でありがちなトラブル事例

 

「集団いじめ」に遭って孤立 裏で責任者が糸を引く

スーパーの品出し・レジ係として勤務するパートAさんは、仕事の方法をめぐって責任者と衝突したことで、いじめを受けるようになりました。

会社はチェーン店が複数あり、労務管理は本社で一括していて、個々の店舗では人事トラブルに対応する体制が整えられていませんでした。

責任者はAさんに対して直接つらく当たるだけでなく、同僚にも“いじめ”に加わるように強制します。誰もその横暴なやり方に逆らうことができません。

店長に相談しても取り合ってくれないために、孤立したAさんは都道府県労働局長の助言・指導を求めました。

従業員の言い分

些細な言い合いをきっかけとして、全従業員共通の伝達事項を教えてくれなかったり、シフトを組む際にも不利益を受けたりするようになりました。

周りの同僚も仲裁してくれるどころか、「おまえがのろまだから、職場みんなに迷惑が掛かっている」などと、尻馬に乗って私をいじめる者さえいます。

店長も含め店舗内で解決できる状況ではないので、本社に対して就業環境を改善するように指導してもらえないでしょうか。

事業主の言い分

会社では、いじめ等のトラブルが発生した場合には、「苦情相談窓口」で処理していますが、入社後半年のAさんは窓口の存在をご存じなかったようです。

結果として、「窓口」では現場のトラブルの発生自体を把握できず、対応が後手に回ってしまった感は否めません。

指導・助言の内容

本社に対して相談の内容を説明し、「申出が事実であるかを確認し、問題があれば、即刻改善するように」と伝達しました。

本社からは、「直ちに現場関係者やAさんから事情を聴くとともに、協議を行う」旨の回答がありました。

結果

本社から「事実関係を確認した後、責任者および同僚に謝罪させるとともに、責任者の配置換えを行いました。Aさんに対しては、トラブルがあれば本社窓口に直接連絡するようにアドバイスしました」と連絡がありました。その後は、Aさんも元の職場で明るく働いているということです。

 


職場の雰囲気や環境は、なかなか自分一人で変えて、解決するのは難しいです。信頼できる上司や同僚、家族や友人に相談してみましょう。

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