COLUMN
お役立ちコラム
2018.08.01
リードブレーン社会保険労務士法人
テーマ:
【コラム】開業後の利益計算①
こんにちは。
トータルバックオフィスコンサルティングの
リードブレーングループです。
◆開業後の利益計算をしてみよう
実際にお店をオープンしても、当初は顧客の認知は得られず、常連客はいません。
安定した収益源となる常連客を囲い込むためには、長期的な営業活動が必要となります。つまり、
開業してすぐにお金が入ってくるわけではないのです。
そのため、すぐに売上げが上がらなくても、お店を維持していくだけの体力(資金力)が求められることになります。
いくらコンセプトが良くても、安定期に入る前につぶれてしまうのが飲食店の怖さです。
事前にしっかり計算しておくべき開業前後のキャッシュフロー計算について紹介します。
収入はいくらになるかを綿密に計算してみよう
(例)ラーメン店
カウンター席8席 テーブル席12席(4人席×3)
客単価を800円にすると…20席×10回転=1日の売上げ160,000円
これは最も単純な計算方法で、実際には昼夜、曜日、天候で回転率は変わります。東京都内の駅前と地方では集客力が異なるので、料金設定や回転率も変わってきます。客単価も、昼ならランチメニューで安く、夜ならサイドメニューやビールなどの飲み物の追加で高くなります。様々な時間帯、曜日、オペレーションを想定して、売上計画はできるだけ綿密に立てるようにしましょう。
調子の良いときばかりを想定していても、思ったようにうまくいくとは限りません。
無理のない目標を設定した上で、営業を続けていけるかどうかを判断しましょう。
次回も経費のお話です。