COLUMN
お役立ちコラム
2024.03.01
今月の代表あいさつ
テーマ:
【今月のごあいさつ 】量質転化
皆様は量質転化という言葉をご存知でしょうか?『量質転化の法則』とは、量を積み重ねていくと質的な変化が起こるというものです。 多くの物事・事柄に共通して言えますが、質を高めたいのであれば「質が変化するまで量をこなす」ことが大切で、本質が変化しない段階で量をこなすことをやめてしまうと、質を良くする方法がわからないまま終わってしまうケースがあるということです。ここから何を伝えたいのか。それは経営者の皆様は、どれだけ仕事をしていますか?ということです。世の中、タイパ、コスパ、仕組み化、効率化、など労働生産性をあげることが至上命題となり、ブームとなっています。ただ、これはあくまで会社組織のマネジメントの話であって、経営者個人の話ではありません。世の中や従業員にタイパ、コスパを求めながら、経営者がどれだけハードワークをできるかどうかが、私は重要だと思っています。シンプルに言えば、成功する経営者は常に仕事をしています。それだけです。そして、ハードワーク(量をこなす)経営者はそれを質の向上につなげて、成果(利益)につなげているということです。
ハードワーキングと量質転化を紐づけると、ハードワーキングな人は、与えられたリソースや時間を最大限に活用し、効率的に量質転化を実現する能力を持っています。ハードワーキングな人は、与えられた仕事やプロジェクトに対して真剣に取り組み、効率的にタスクを遂行します。彼らは、入力されたリソースや時間を最適に活用し、最高品質の成果を生み出すことに集中します。彼らは自分の能力や努力を最大限に発揮し、与えられた課題を克服し、成果を達成します。例えば、ハードワーキングな起業家は、限られた資金や時間を最大限に活用して、自分のビジネスを成長させます。彼らは効率的なリソース管理や戦略的な計画を通じて、ビジネスの量質転化を実現し、市場での競争力を高めます。
つまり、ハードワーキングな人は、与えられたリソースや時間を効率的に活用し、量質転化を最大限に実現することで、成果を生み出す能力を持っています。この能力がある経営者のもとには、量質転化できる従業員が集まります。みなさま、是非、仕事量を最大化してください。