COLUMN
お役立ちコラム
2020.10.26
リードブレーン株式会社
テーマ:
【令和2年度】最低賃金が改定されました<2020年10月から適用>
最低賃金とは
2020年10月より最低賃金が改定され、令和2年度の地域別最低賃金が適用となりました。
最低賃金制度とは、最低賃金法に基づき国が賃金の最低限度を定め、使用者は、その最低賃金額以上の賃金を支払わなければならないとする制度です。正社員・契約社員・アルバイトなどの雇用形態にかかわりなく、すべての労働者に適用されます。
最低賃金以下で契約を結んでいる場合、双方の合意の上での契約でも法律上無効となり、最低賃金額と同額の定めになります。万が一支払額が最低賃金以下だった場合は、従業員はその差額を請求する権利があります。
また、求人を掲載している場合、最低賃金を1円でも下回った求人を掲載することは法律違反となります。
最低賃金は毎年10~11月に改定されています。必ず毎年チェックしましょう。
令和2年度地域別最低賃金
令和2年度の地域別最低賃金は以下となっています。
発行日は都道府県ごとに異なるため、複数の都道府県にまたがって求人を掲載する場合などは注意が必要です。
※カッコ内は令和元年度の地域別最低賃金です。
都道府県名 | 最低賃金時間額 [円] | 発効年月日 | |
北海道 | 861 | (861) | 令和元年10月3日 |
青森 | 793 | (790) | 令和2年10月3日 |
岩手 | 793 | (790) | 令和2年10月3日 |
宮城 | 825 | (824) | 令和2年10月1日 |
秋田 | 792 | (790) | 令和2年10月1日 |
山形 | 793 | (790) | 令和2年10月3日 |
福島 | 800 | (798) | 令和2年10月2日 |
茨城 | 851 | (849) | 令和2年10月1日 |
栃木 | 854 | (853) | 令和2年10月1日 |
群馬 | 837 | (835) | 令和2年10月3日 |
埼玉 | 928 | (926) | 令和2年10月1日 |
千葉 | 925 | (923) | 令和2年10月1日 |
東京 | 1,013 | (1,013) | 令和元年10月1日 |
神奈川 | 1,012 | (1,011) | 令和2年10月1日 |
新潟 | 831 | (830) | 令和2年10月1日 |
富山 | 849 | (848) | 令和2年10月1日 |
石川 | 833 | (832) | 令和2年10月7日 |
福井 | 830 | (829) | 令和2年10月2日 |
山梨 | 838 | (837) | 令和2年10月9日 |
長野 | 849 | (848) | 令和2年10月1日 |
岐阜 | 852 | (851) | 令和2年10月1日 |
静岡 | 885 | (885) | 令和元年10月4日 |
愛知 | 927 | (926) | 令和2年10月1日 |
三重 | 874 | (873) | 令和2年10月1日 |
滋賀 | 868 | (866) | 令和2年10月1日 |
京都 | 909 | (909) | 令和元年10月1日 |
大阪 | 964 | (964) | 令和元年10月1日 |
兵庫 | 900 | (899) | 令和2年10月1日 |
奈良 | 838 | (837) | 令和2年10月1日 |
和歌山 | 831 | (830) | 令和2年10月1日 |
鳥取 | 792 | (790) | 令和2年10月1日 |
島根 | 792 | (790) | 令和2年10月1日 |
岡山 | 834 | (833) | 令和2年10月3日 |
広島 | 871 | (871) | 令和元年10月1日 |
山口 | 829 | (829) | 令和元年10月5日 |
徳島 | 796 | (793) | 令和2年10月4日 |
香川 | 820 | (818) | 令和2年10月1日 |
愛媛 | 793 | (790) | 令和2年10月3日 |
高知 | 792 | (790) | 令和2年10月3日 |
福岡 | 842 | (841) | 令和2年10月1日 |
佐賀 | 792 | (790) | 令和2年10月2日 |
長崎 | 793 | (790) | 令和2年10月3日 |
熊本 | 793 | (790) | 令和2年10月1日 |
大分 | 792 | (790) | 令和2年10月1日 |
宮崎 | 793 | (790) | 令和2年10月3日 |
鹿児島 | 793 | (790) | 令和2年10月3日 |
沖縄 | 792 | (790) | 令和2年10月3日 |
全国加重平均額 | 902 | (901) | - |
最低賃金を守らないことは法律違反となるのはもちろん、採用への応募者や従業員やからの信頼を損なってしまいます。求人票の賃金や従業員へ支払っている賃金が令和2年度の最低賃金を上回っているかどうか、今一度確認しておきましょう。
参考ページ
おすすめの関連記事
-
コロナの影響による経営難で納税の支払いができない?納税猶予・納付期限の延長措置について
-
[新型コロナ資金繰り] 政策金融公庫における中小企業への無利子融資の上限額が3,000万円から4,000万円に拡充
-
【コラム】軽減税率対象品目について①
-
【コラム】発起設立する場合の出資金の払込方法は?
-
【コラム】新型コロナウイルスで影響を受ける事業者の資金繰り⑧
-
【コラム】疑似発起人は会社の設立に関してどのような責任を負うか?
-
監査等委員会設置会社に移行する場合の手続は
-
【感染防止対策協力金情報更新2/8】緊急事態宣言延長に伴った各行政の動き②(東京都、神奈川県、埼玉県、岐阜県、京都府、福岡県、※群馬県、広島県、沖縄県)~2月8日以降対象分~