COLUMN
お役立ちコラム
2020.06.10
リードブレーン株式会社
テーマ:
[新型コロナ資金繰り]民間金融機関における中小企業への無利子融資の上限額が3,000万円から4,000万円に拡充
新型コロナの影響により引き続き資金繰りに困っている中小事業者への支援を強化するために、政策金融公庫から受けられる無利子融資の上限額を引き上げられた話を先日させて頂きましたが、同じく民間金融機関から受けられる無利子融資の上限額もこの度引き上げられたことを皆さんご存知でしょうか?
無利子融資上限額の引き上げ
民間金融機関において信用保証付融資(セーフティネット保証4号・5号、もしくは危機関連保証)を利用した際、一定の条件を満たせば実質無利子・無担保で融資を受けることができる制度は先月頭より実施されていました。
ただ今まではその無利子融資の上限額が3,000万円だったのに対して、今回4,000万円に引き上げられたのです。
対象者の要件
対象者の要件や、実質無利子・無担保融資を受けるための売上高の減少幅の条件など、詳しくこちらの記事に書いておりますのでご確認下さい。
民間金融機関における無利子融資の詳細
融資上限額
[拡充前] 3,000万円 → [拡充後] 4,000万円
補助期間
保証料は全融資期間、利子補給は当初3年間
(但し条件変更に伴い生じる追加保証料は事業者の負担となります)
融資期間期間
10年以内(うち据置期間5年以内)
担保
無担保
すでに民間金融機関にて借入がある場合
すでに民間金融公庫から信用保証付融資を受けている場合、上記の対象要件を満たせば、こちらの制度を利用して、すでに借入しているお金に対しても無利子・無担保融資を適応することが可能です。
もしくはこちらの制度をすでに利用して融資上限額である3,000万円を借入している場合、1,000万円追加で無利子融資を受けることが可能なので、ぜひご自身の状況に応じて活用してみてください。融資やこれらの制度について何かご不明点やご相談などありましたら、いつでも弊社までご連絡ください。
■この記事の参考