COLUMN
お役立ちコラム
2019.03.11
リードブレーン株式会社
テーマ:
【コラム】開業後の利益計算に関して
今回より開業前後のキャッシュフロー計算について2回に分けお話していこうと思います。
実際に開業してから計算を始めていては軌道に乗る前に躓く可能性が高くなってしまいます。
飲食店を例としてお話していきます。
開業後の利益計算をしてみよう
実際にお店をオープンしても、当初の顧客の認知は得られず、常連客はいない。
安定した収益源となる常連客を囲い込むためには、長期的な営業活動が必要となる。
つまり、開業してすぐにお金が入ってくるわけではないのだ。
そのため、すぐに売上げが上がらなくても、
お店を維持していくだけの体力(資金力)が求められることになる。
いくらコンセプトが良くても、安定期に入る前につぶれてしまうのが飲食店の怖さだ。
事前にしっかり計算しておくべき開業前後のキャッシュフロー計算について紹介します。
収入はいくらになるかを綿密に計算してみよう
(例)ラーメン店で…
カウンター席8席 テーブル席12席(4人席×3)
客単価を800円にすると…20席×10回転=1日の売上げ160,000円
これは最も単純な計算方法で、実際には昼夜、曜日、天候で回転率は変わる。
東京都内の駅前と地方では集客力が異なるので、料金設定や回転率も変わってくる。
客単価も、昼ならランチメニューで安く、夜ならサイドメニューやビールなどの飲み物の追加で高くなる。
様々な時間帯、曜日、オペレーションを想定して、売上計画はできるだけ綿密に立てるようにしよう。
次回は支出の計算に関してお話しますので併せてお読みください。