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2018.11.01

リードブレーン株式会社

テーマ:

【コラム】居酒屋④ -業界の動向-

昨日からの続きです。今日は、居酒屋の需給動向についてになります。

 

1 需給動向

 

(1) 店舗別動向/顧客動向

 日本フードサービス協会の調査によれば、居酒屋・パブレストランについて、平成20年以降売上金額、利用客数が5年連続して前年比マイナスであり、客単価も伸び悩んでいる(図表3参照)。一方、既存店動向については、業界全体の取りまとめデータが現状ないことから、大手上場6社(ワタミ、コロワイド、チムニー、ダイナック、テンアライド、大庄)の開示情報にて分析すると、直近3ヵ月にわたり既存店売上高、客数とも減少、特に25年の落ち込みが激しくなっている。個社の事情はあるものの、新たな業態(プランド)が開発される一方で、既存店の競争力維持がむずかしくなっていることがみてとれる(図表4参照)。

 

図表3.売上動向(全店ベース 居酒屋・パブレストラン 対前年比)

 

図表4.既存店動向(上場6社単純平均)


居酒屋業界では、消費者の生活や環境に合わせて、営業のやり方にも変化が見えます。

次回はその内容を見ていきます。

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