COLUMN
お役立ちコラム
2016.12.14
リードブレーン株式会社
テーマ:
飲食店経営のツボ④
前回から間が空いてしましましたが。。。
飲食店経営における財務戦略のポイントのひとつめ売上管理についてです。
前回基本的な飲食店の会計の構造をご説明いたしましたが、当然ながらその中で一番大きなウエイトを占めるのが売上です。
一般的に売上管理というと2つの視点から考えられます。
一つは販売管理という視点。
要は、どのようにお客様に来店していただき、通っていただき、長く滞在していただく(単価を上げる)、という視点です。
もう一つは、目標管理という視点。
どのぐらいの月商を目指すのか、どのくらいが損益分岐点売り上げなのか、という視点です。
それぞれ大事なのですが、ここでは損益分岐点売上を取り上げます。
損益分岐点売上とはその名の通り、利益が出るか出ないかの売上です。
要はトントンということで、この売上までいかないと黒字にならないよ?というものです。
だからこそ、まず目指すべき最も重要な指標です。
ではどう計算するかというと、以下の式を覚えて、そこに数字を入れればすぐに計算できます。
いかがでしょうか? パッと見ると難しそうですが、実は簡単で、お店に関する3つの数字(客単価・原価・固定費)が分かっていればすぐに計算できます。
やはりお店を継続させていくにも、最低限の到達目標だけは頭にないと、行き先のない船といっしょですから、ぜひ押さえたいポイントですね。
リードブレーン 皆川
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