COLUMN

お役立ちコラム

2016.11.11

リードブレーン株式会社

テーマ:

仕組み化

044-02

 

顧問先の社長の悩みで最も多い事項が、ヒトのマネジメントについてです。

 

ヒトのマネジメントになぜ苦労を伴うのでしょうか?

 

「ヒトのマネジメントに絶対的法則は無いから、都度対応・解決していかないといけない!」 それはそうなんです。

 

ただ、だからと言って人のマネジメントに関して,問題が起きるまで何もしていない、もしくは、問題が起きても何もしない,という経営者が多いのではないかと思います。

 

私は、ヒトのマネジメントにおいて仕組み化が重要だと指導します。

 

【仕組み化】というキーワードを使うと、ヒトはマニュアルでは指導・教育できない!と拒否反応を示す方も多いです。

 

本当にそうでしょうか?

 

確かに、ヒトというのは個性があり、マニュアル化・標準化しずらいイメージがあるかと思いますが、仕組み化するということは、何も社員の個性を消して、機械的に働かせるという意味ではありません。

 

むしろその逆で、社員が活き活きと働けるように、頑張りを評価する制度を構築したり、教育体制を整備したり、会社のルール・人事の方針を決定したり、キャリアアップのプランを共有することが仕組み化なんです。

 

ヒトのマネジメントをしなくても、短期的には業績が上がります。

 

ただ、中長期で考えて、ヒトのマネジメントができない会社が伸びている事例をあまり私は知りません。

 

短期的な収益にばかり目がいってしまうと、ヒトのマネジメントが後回しになってしまうんです。

 

だからこそ、ヒトのマネジメントを仕組み化しておかないと、ついつい上述したような、問題が起きた時だけ対応する対処療法になってしまい、ヒトは育たず、辞めていき、問題を起こしてしまうのです。

 

くどいようですが、まずは仕組みを作り、ヒトのマネジメントを運用し続けることが、重要な第一歩だと思います。

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