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2025.01.06

今月の代表あいさつ

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【今月のごあいさつ】2025年新年のご挨拶

謹んで新春の候、貴社ますますご盛況のこととお慶び申し上げます。平素より格別のご高配を賜り、お礼を申し上げます。

2025年の幕開けに際し、貴社とご家族、そして従業員の皆様が健康で幸多き一年を迎えられることを心よりお祈り申し上げます。2025年の幕開けです。今年はどんな1年になるでしょうか?個人的には中小企業経営にとって、大きな変化が起きる年となると感じています。社会全体が急激に変化する中で、多くの中小企業が試練と成長の狭間を向かえることでしょう。DX化の進歩、労働人口の減少、多様性を受け入れる組織形成など、環境はますます複雑になり、その対応力が求められる時代になりました。そのような中で、我々中小企業は未来に向けて、どう歩みつづけて行くべきなのででしょうか?
2025年は、これらの変化をチャンスとしてとらえ、さらなる成長につながる年になると確信しております。 今年の経営環境において特に注目されるのは、以下の3つのポイントです。

 

1. 人材の多様性とその活用
労働力不足が深刻化する中、多様な人材をいかに活用するかが企業成長の鍵となります。 外国人人材の雇用や高齢者・女性の活躍推進など、多様性を活かす経営は、中小企業に必須となりますが、それをマネジメントしていくことは容易ではありません。多様性の受け入れと、組織化を同時進行していける企業だけが生き延びていくでしょう。

 

2. DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進
業務効率化だけでなく、新たなビジネスチャンスを生む基盤として、デジタル化の重要性は年々注目されています。2025年は、AIやIoTを活用した新たなサービスが中小企業にとっても手に届く存在となり、これらをどう活用するかが競争優位のカギとなるでしょう。AIを活用するかしないかの時代から、AIをどこまで活用し、組織全体のDXを図れるかどうかが、生き残りをかけた重要なポイントとなるでしょう。

3. 中小企業の生き残りをかけた戦いの始まり
昨年、経済同友会の新浪剛史代表幹事(サントリーHD社長)は、最低賃金を全国平均で1500円に引き上げるべきだと述べ、その水準を支払えない経営者は問題があると発言しました。「できない企業は退出し(労働者が)払える企業に移る方が人々の生活(の質)も上がる」とも話しました。。要は人口減少の日本において、これから増加する人件費負担程度で雇用を守れない中小企業は退場し、大企業へ人材を集中させろ、という驚くべき発言です。大企業中心の経済団体においてこのような考えは已む得ないかもしれません。ただ、中小企業は座して死を待つのか。この発言に抗い、価値ある中小企業経営を執行し、人材を維持できる組織を作るのか。2025年はこの戦いのスタートとなるかもしれません。

 

 

最後に私たちリードブレーングループは、これらの課題を解決し、貴社の成長を全力でサポートいたします。 「専門性の高い士業法人グループとして、ワンストップで経営課題を解決する」という理念のもと、これからも貴社の良きパートナーであり続ける所存です。私たちが目指すのは単なる課題解決に留まらず、共に未来を創るお手伝いをすることです。 2025年が貴社にとって飛躍の年となりますよう、引き続き全力でサポートさせて頂きます。どうぞよろしくお願いします。

 

 

2025年元旦 リードブレーングループ
代表取締役CEO 皆川知幸

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