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2020.01.17

リードブレーン社会保険労務士法人

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【コラム】退職直後の1年間の生活設計を立てましょう

◇退職直後の1年間の生活設計を立てましょう

当面の収入源は雇用保険の基本手当となりますが、金額は給与より少なく、一方住民税や保険料は勤務当時の給与水準のものを支払わなくてはいけません。赤字になるのは仕方ないことですが、そのときになって慌てないように、あらかじめ収出の予測を立てておきましょう。

いつ、いくらの収入と支払いがあるのか半年から1年分くらいを表の形で見える化しておくことをお勧めします。

◎見える化しておきたい収入と支出

<収入>

最終給与・賞与・退職金

最終給与、賞与、退職金がいくらもらえるか確認しておきましょう。

保険の解約金等

保険の解約金等の入金予定がないか確認しておきましょう。

雇用保険の基本手当

雇用保険説明会のときに基本手当の日額や認定日のスケジュールがわかります。

4週間分、まるまる受給できるようになるまで時間がかかります。

いくら、だけでなく、いつという点にも注目してください。

その他

退職に伴う福利厚生制度からの脱退金や解約返戻金などがありませんか?

<支出>

生活費

これを機会に家計の見直しをしてみては?

健康保険料

国民健康保険は翌月末日が納期限です。6月から新年度の保険料になります。任意継続の保険料は前払いです。

住民税・その他の税金

原則として年4回です。最終給与から5月分まで徴収されている場合は、6月までありません。固定資産税や自動車税がある人はそれも忘れないようにしましょう。

その他の固定費

家賃・住宅ローン・生命保険料・光熱費・通信費など毎月決まって支払わなければいけないものがいくらあるのか調べておきましょう。

 


何にいくら必要で毎月の固定費はいくらか?など先を考えることで事前準備をすることができます。お金というものは簡単に準備ができることではありません。ライフプランを整える為にも日頃から把握しておくことが大切でしょう。

 

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