【コラム】資金調達方法に関して②

 

◆ 融資

 

①銀行・・・ 銀行による融資。創業直後だと、融資はまず実行されない。

【条  件】・・・ 銀行ごとの規定による。

【メリット】・・・ メガバンクの場合、支店が多いので便利。

【デメリット】・・・金利を負担しなくてはならない。

※ 立ち上げ期には向かない。

 

②地銀・信用金庫・信用組合・・・ 地域の金融機関の方が、銀行よりハードルは低い。創業して一定期間後にトライする価値はあるが、まずは制度融資をあたるのが現実的。

【条  件】・・・ 地銀・信用金庫ごとの規定による。

【メリット】・・・ 紹介や情報提供をしてもらえるケースがある。

【デメリット】・・・金利を負担しなくてはならない。

※ 立ち上げ期の次のステージに活用するとよい。

 

③制度融資・・・ 地方自治体が支援することで、指定金融機関から融資を受けやすくした融資制度。

【条  件】・・・ 自治体や制度によって異なる(例えば東京都の場合は、上限2,500万円金利1.3~2.5%

【メリット】・・・ 創業直後でも申し込むことができる。金利が低いケースが多い。

【デメリット】・・・市役所→金融機関→信用保証協会と、行くべきところが3ヶ所あり、審査に2ヶ月弱ほどかかる。

※ なるべく早い段階で申し込んだほうが良い。

 

④日本政策金融公庫(新創業融資制度)・・・ 公的な融資制度のためハードルが低い。

【条  件】・・・ 限度額3,000万円(うち運転資金1,500万円)基準利率2%台 優遇利率で0%台も。

【メリット】・・・ 創業直後でも申し込むことができる。金利が低いケースが多い。

【デメリット】・・・特になし

※ 飲食店の場合は物件が決まってから(飲食は生活衛生貸付《一般貸付》を使うケースが多い。

 

⑤日本政策金融公庫(マル経融資)・・・ 商工会議所の推薦により受けられる融資。1年以上の事業実績が必要。金利が低いため借り換えも有効。

【条  件】・・・ 上限額2,000万円 金利1.11%(平成29年8月9日現在)商工会議所などの推薦が必要。

【メリット】・・・ 利息が低い。無担保無保証。

【デメリット】・・・創業後1年経過が必要。

※ 1年後にマル経融資の審査を受け、借り換えができるように計画する。

 

⑥クラウド・・・ クラウドファンディングの募集サイトで出資者・協力者を募る。

【条  件】・・・ 投資者へのリターンは、クラウドファンディングサイト上で自分で条件を設定する。

【メリット】・・・ 低い負担で出資を集めることができる。協力者を集めることができる。

【デメリット】・・・融資より金額は低め。

※ 投資というより支援、ファン造りという意味が強い。ご祝儀代わりに応募してくれる知人・関係者もいる。

 


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