【コラム】スタッフ採用のポイント

スタッフ採用のポイント

飲食店で直面するのが採用。良いスタッフを得られるかどうかが、店舗拡大のカギになる。

とはいえ、新卒・正社員などの採用はなかなか難しいのが現状だ。主婦・中高年・学生アルバイトの活用方法についてまとめてみた。

 

 

知り合い・紹介

開業期はまず、知り合い・紹介などでスタッフを集めてみよう。積極的に周囲に声かけすることで、採用コストを抑えられるだけでなく、思っていた以上にすぐ人材が見つかることも多い。

また、すでに採用が決まっているスタッフに探してもらうのもよいだろう。紹介する側もいい人材と一緒に働きたいため、いい人を探してくれる可能性が高い。ただし、紹介してもらった人は不採用にしにくいというデメリットも頭に入れておこう。

 

主婦のアルバイト

主婦のアルバイトは、店舗の貴重な戦力だ。社会人経験が豊富で、コミュニケーション能力が高い場合が多い。家事や育児を経ている主婦ならではの気づきも多く、業務に対する様々な工夫も期待できる。クチコミや紹介なども積極的に活用して採用を図りたい。

一方、家事や育児などもあり、時間の制約があるケースが多いので配慮も必要だ。面接時に個別の事情なども把握しておきたい。

 

中高年活用という選択肢

飲食店では体力も要求される。中高年の採用は、体力面でついていけるのか、組織になじむのかと不安になるケースもあるが、条件や環境が合えば、若者にはない経験や安定感で重要な戦力になる。中高年の活用も、人材難の時代には重要な選択肢だ。

 

学生アルバイトを採用するには

飲食店では学生アルバイトは欠かせない存在だが、責任感や人格的な成熟度が不十分なケースもある。だが、根気よく育てることで有効な戦力となる可能性も高い。

また、高校生のアルバイトの場合、18歳未満は労働基準法により、原則として午後10時から翌日午前5時までの深夜時間帯の勤労は禁止されていることも覚えておこう。

学生にとっては賄い(まかない=従業員食)が魅力的に映るケースもあるので、事前に金額や内容などを決めておくとイメージしてもらいやすい。大学生・専門学校生の場合は、卒業という節目で辞めていくケースがあることも考慮に入れておこう。

 

キャリアアップ助成金(正社員化コース)を利用しよう

キャリアアップ助成金(正社員化コース)とは、非正規雇用者のキャリアアップ促進を図るために、厚生労働省によって導入された制度のこと。6カ月以上の雇用実績がある非正規社員を正社員に登用し、さらに6カ月継続雇用すると、該当者1人につき57万円(大企業の場合は42万7,500円)の助成金が支給される。受給の条件は、雇用保険適用事業所の事業主であること、事業所ごとにキャリアアップ計画を作成して労働局からの認定を受けること。さらに。就業規則をこの制度に対応させるなど、社内制度の整備が必要になるため、社労士に相談するとスムーズだ。