【コラム】エステティックサロン⑬ -財務諸表の見方Ⅲ-

 

4 キャッシュフロー分析

 契約時に顧客から料金を一括前受けしている場合、全額前受金に計上し、サービスを提供するつど売り上げに計上すべきである。この売上計上基準を採用した場合、会員数が堅調に推移している、あるいは前受金が増加していれば、通常キャッシュフローは良好と言える。しかし、顧客数が伸び悩んだり前受金が減少している場合は、利益と計上していてもキャッシュフローがマイナスとなる可能性がある。前受金の残高や売上高に対する割合に変動がある場合、会員数の増減によるものか、料金体系の変更によるものか、要員を確認する必要がある。ただし、業者の中には契約時に全額売上げに計上しているところもあるため、取引先の売上計上基準について確認するべきである。

 また、不採算店舗閉鎖には多額の支出が必要になるケースもあるため、店舗ごとの収益状況および不採算店舗の撤退コストについて把握しておく必要があろう。


料金体系によって計上の仕方が異なることを把握しておく必要がありますね。