【コラム】エステティックサロン⑫ -財務諸表の見方Ⅱ-

 

(2)財務状況

 当業界の安全性を見るうえで、前受金が換金性の高い流動資産で運用されているかを確認する必要がある。前受金は将来提供予定のサービスの代金を前もって預かっている性格のものであり、中途解約申請時には、顧客に返却する必要がある。料金一括前払制を採用している業者の場合、中途解約。不採算店舗閉鎖等の際の会員への前受金返却に備えて、できる限り現預金を確保しておくことが必要である。

 (3)定性面

安定した経営を続けていくためには、社会的な信用を獲得することが重要であり、以下の定性面のチェックは必須である。

 第一は、エステティックの理念を深く理解し、エステティシャンの技術向上にも熱心に取り組んでいるかである。日本エステティック業協会や日本エステティック協会への加盟、NPO日本エステティック機構のエステティックサロン認証の取得、また日本エステティック研究財団の標準契約書採用登録サロンになっているか等の確認が必要である。


次回はキャッシュフロー分析についてです。