【コラム】エステティックサロン⑪ -財務諸表の見方Ⅰ-

(1)損益状況

 一般的な黒字企業では、客数減少等により売上は年々減少傾向にある(図表4参照)。来店客数の少ない平日昼間を中心に従業員をパートタイマーへシフトする等の対策を講じ、利益率の向上を見せている企業もあり、経常利益率4%以上を確保している事業者と赤字へ転落している企業に分かれている。

 若年層を中心とした女性にとって、知名度が高いエステティックサロンの方が信頼できるのではないかとの思いによって、初回来店につながることが多いため、大手サロンはTVCMや雑誌(フリーペーパー含む)、インターネット広告等を行っている。その内容は会社の知名度・認知度を高めるための女優・タレントを起用したイメージ広告であり、広告宣伝は当業界では重要である。企業によって売上高に占める広告宣伝費の割合はことなるが、一般的なチェーン店の傾向として、約20~30%が相場であり、他業界に比べて高いと言える。


電車の中ではよくサロンの広告を見かけます。

知名度はやはり安心材料になります。