【コラム】大衆食堂① -業種の定義と特徴-

今日から大衆食堂についてまとめていきます。

まずは業種の定義と特色からです。

1 業種の定義

 大衆食堂は、一般的には「安い価格で料理を食べさせる一般大衆向きの食堂」と定義されている。ここでは「主として主食ならびにその周辺の飲食物を、比較的廉価で一般大衆向けに提供する飲食店」と定義する。具体的なイメージとしては、刺身、焼き魚、とんかつなどのおかずにご飯と味噌汁をつけた定食がメニューの中心の食堂である。なかには、丼もの、そば、うどん、中華など、幅広いメニューを取りそろえた店舗も見受けられる。

2 業種に特色

 (1) 業種の沿革・返遷

 大衆食堂は気楽に廉価で飲食できる場として一般大衆の幅広い支持を得てきたが、昭和40年代中ごろに外資系外食産業が国内に進出したことにより、洋風レストラン形式が外食産業を席巻した。しかし、サラリーマンや学生などの庶民派を好む特定な層の根強い支持により、激しい競争環境のなかを生き残っている。近年は大衆食堂をイメージしたフランチャイズ店が出現しており、ファミリーレストランにはない手軽な食事処として店舗展開を拡大させている。

 (2) 市場の特性・特徴

 大衆食堂は、小資本・少人数での経営が可能なことから当業種への参入・開業は活発である。一方、土地の変化や食生活の変化などによる転業・廃業なども多い。

 大衆食堂の特徴である庶民性・家庭的雰囲気などへの一般大衆の需要には、根強いものがある。よって、他の飲食店と同様にメニュー・店舗設備・接客サービスの工夫次第では顧客の誘引が可能な業種である。

 


初めてのお店なのに、入るとちょっと懐かしい感じがしますね。

お料理も家庭的なものが多く、気張らずに入れる雰囲気が好まれるのかもしれません。