【コラム】調査

◆調査

 経団連「2018年夏季賞与・一時金大手企業業種別妥結結果」

 今夏の賞与は過去最高レベルを記録したといいますが、経団連の最終結果で数字を確認しましょう。新聞等で発表された上場企業の決算結果をみても、大手企業は高い利益を上げているようです。

 そうした好条件を背景として、夏季賞与は前年比8.62%の伸びを示しました。非製造業で特に伸びが著しく(16.68%増)、絶対額でも製造業を上回っています。

 

図表1 2018年夏季賞与・一時金 大手企業業種別妥結結果(加重平均)

 大手企業は好業績だけれど、下々の企業の中には「利益のご相伴にあずかっていない」ところもあるでしょう。しかし、連合の傘下企業の集計結果(2018春季生活闘争最終回答集計、夏季一時金)をみても、前年比7.3%増加しています。

 賞与交渉には、世間相場も大きく影響します。「人手不足の影響もあって、今年は無理をして支払ったけれど、来年の賞与交渉を思うと気が重い」という経営者の方も少なくないかもしれません。

 

図表2 2018年 春季生活闘争 第7回(最終)回答集計 夏季一時金(季別・夏冬型の夏分)


賞与の額には景気変動が大きく関係しており、企業の規模や上場企業だからという理由だけでは

無いことがよく分かりますね。