【コラム】焼肉店⑧ -取引形態・資金需要-

今日は、焼肉店の取引形態と、資金需要についてです。

 

1 取引形態と条件

(1) 仕入・受注・生産方法

焼肉はテーブル席に設置してある鉄板・金網を使って顧客が焼く方法がほとんどである。提供されるのは生の肉ということになるが、「仕込み」という工程があり、焼肉メニューに関しては店舗の作業となる。仕込みは仕入れた生肉を解凍、下ごしらえ、カッティングしておく作業が主で、顧客に出される3~5時間前に行われるのが一般的である。サイドメニューの食材も店舗で調理するのが一般的である。

(2) 支払・回収条件

固定されている取引先からは掛仕入が行われる場合があるが、掛仕入の支払は通常30日程度が一般的である。

 

2 資金需要

焼肉店は原則現金商売であり、仕入資金や賞与を含めた人件費等の運転資金は、開店後できれば通常の手持資金で賄うべきである。焼肉店で最大の資金需要は新規出店および設備更新時における費用であるが、投資額は立地やターゲット、業態によってかなりバラツキがある。

ただし、ロースターやダクトなどが必要なため、他の飲食店と比較して初期投資額は大きくなる。


焼肉店を開業する場合は、初期費用が多くかかることを見越しての準備が必要になると言えます。