【コラム】居酒屋① -業種の定義と特徴-

本日より、業種別の業務・研究に役立つような情報をまとめて発信していきたいと思います。

開業や経営のための融資・審査基準のポイントや、業種の特徴・関連法などについてもお伝えしていきます。

初回の業種は「居酒屋」です。

とても馴染みのある業種ですが、定義と特徴を改めてまとめます。

居酒屋

 

1 業種の定義

 「居酒屋」とは飲酒主体の飲食店であるが、比較的料理の多いメニューが豊富な飲食店を総称していうことが多い。主要顧客層はサラリーマンであるが、チェーン展開する大手企業では学生、OLを顧客ターゲットとするところも多くみられる。

 2 業種の特徴

 居酒屋は古くから存在するが、1980年代に「つぼ八」がフランチャイズで多店舗展開して以降、チェーン店化が進み、サラリーマンだけでなく、OL、学生へも顧客層が広がることとなり、平成8年まで市場規模は拡大を続けてきた。しかし、バブル経済崩壊後の個人所有の目減りと顧客ニーズの多様化によりマーケット規模の広まりは止まり、9年以降は市場規模が縮小している(図表1参照)。一方、新規参入は続いており、既存企業と新興勢力との激しい競争が繰り広げられている。今後も相応の成長を維持していくためには、「価格に見合った商品企画力」と「顧客の満足度追求」への対応を基本に、酒類・料理の質と品揃え、サービスレベル、販促策など、より差別化を追求した新業態への展開が不可欠になる。


明日は市場規模について見ていきます。